スマート育種協議会について
日本国内における食料安全保障※1や、世界的な人口増加※2の解決策の1つとして、スマート育種技術※3を用いた新品種の開発が期待されています。
一方でこれらの育種技術は近年確立されたばかりであり、開発された新品種が生活者の元に届くまでの道のりが充分に整備されていません。また新しい技術であるために正確な情報が周知されておらず、誤った理解や様々な憶測が生活者の不安を招いてしまっています。
本協議会ではこういった状況を改善すべく、大学機関などのアカデミアにてスマート育種を扱う研究者や、実際に作出した品種の上市を通して食料問題の解決を目指す企業および団体が連盟となって、行政手続等の整備やそれに資する施策提言、適切な調査・研究を元とした科学に基づく情報発信などを行っています。
※1:農林水産省 食料安全保障とは
※2:国際連合広報センター 人口と開発
※3:詳細は「スマート育種とは」をご覧ください